某大学教授がじゃんけんの勝負データを集めたところ、
以下のような確率が出たそうです。
グーが35.0%
チョキが31.7%
パーが33.3%
つまり、パーを出せば勝つ確率がわずかでも上がるということです。
チョキは咄嗟に出しづらい形なのかもしれませんね。
そしてもう一つの重要なデータ。
あいこになった時、同じ手が続いた確立が22.8%。
ということは…。
あいこになった時は、自分の出した手に負ける手を出せばいいということです。
何故かわかりますよね。
グーであいこになった場合、チョキかパーを出す確率が77.2%。
ということは、グーに負けるチョキを出しておけば、勝ちか引き分け。
まとまると、
パー → グー → チョキ → パー
の順に出していけば勝つ確率がわずかでも上がるということです。
世界じゃんけん協会(カナダにあります)が公表している、
じゃんけん7ヶ条は次のようになっています。
1.初心者にはパー
(これはチョキが少ないという法則からですね。)
2.ベテランにはチョキ
(1を考えた場合、ベテランはパーの可能性が高いからです。)
3.あいこの場合、その手に負ける手を出せ
(前述したデータから基づいたものです。)
4.出す手を宣言して実行
(次はグーを出す!と言われた相手は、その手を疑い素直にパーは出しにくいものです。なら、宣言した手を実行すれば負けはしませんよね。)
5.相手に考えさせない
(考えさせると、これらの手がつかえなくなります。)
6.出す手の順番を刷り込む
(勝負の前に「グー・チョキ・パー」などと言いながら手の形を見せると、相手に知らず知らずのうちに刷り込まれているらしいです。なんでもマジシャンはこの手をよく使っているそうです。)
7.困った時はパーを出す
(世界大会でもチョキが出る確率が一番低いとのことです。)
面白いでしょう?
たかがじゃんけん、されどじゃんけん。
じゃんけんで一生が左右される場合もあるでしょう。
特に公正と言われるじゃんけん。
少しでも勝つ法則を覚えておくと、いざという時に役立つかもしれません。
ちなみに、私は咄嗟にじゃんけんをした時の相手の手を覚えます。
咄嗟に出したじゃんけんの形って、なかなか変わらないものです。
いっつも最初にパーを出す友達がいて、
その友達にはかなりの確率で勝っていた記憶があります。
おそらくは8割勝っていたかと。
私とじゃんけんをする時は、気をつけてくださいね(笑)
まったくのランダムで手を出してくる人が、一番強いそうです。
ただ人間にはクセがあるもの。
すでにクセが身に付いてしまっている人は、
修正しないと、私のような人間にじゃんけんで負けてしまいますよ(^^;)